顔汗

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高校生が対策するには

10代のとりわけ高校生の悩みのひとつに、顔汗が出て困るというものがあります。特に気温が高くて暑いわけではないのに、大量の汗が顔から出るというものです。思春期にみられる多汗の理由を知って、効果的な対策法を探してみましょう。

高校生の時期にみられる顔汗の悩みってどんなもの?

高校生が感じる顔汗の悩みを具体的に見てみましょう。

 

・人前で発表するときなどに、顔から汗が大量にでる
・友達と話していても顔にかいた汗が気になって目を合わせられない
・友達に「暑いの?」と聞かれる
・ハンカチを手放せない
・友達に汗を指摘されるのが嫌
・臭いがするのではないかと心配
・髪の毛をセットしても、学校に着くころには前髪がシャワーした後のように濡れている
・文化祭や合唱コンクールなど出し物の時に汗をかいて困る
・顔汗が原因でニキビができる

 

高校生の時期は、学校やクラブなど集団で活動する時間が長いので、顔汗が友達関係に影響するのではないかと心配する人が多いのが特徴です。

 

顔汗の症状がある人は、大人でも精神的な負担が大きなものです。高校生というデリケートな時期なので、精神的な負担はより一層大きくなります。

 

思春期の顔汗はなぜ起こる?

思春期になると、これまで何も問題がなかった人でも、多汗になることがあります。高校生くらいの時期は、体にも様々な変化がみられる時期で、ホルモンのバランスが安定していなかったり、精神面での変化なども影響して自律神経が乱れたりします。

 

また、急激に汗腺も発達する時期なので、これまでなにも症状がなかった人でも、成長がきっかけとなって多汗になる人がいます。

 

多汗の症状としては、脇や手などに大量に汗をかいたり、鼻の頭や鼻の下など顔の部分的に汗をかく、顔全体に汗をかくなど様々なものがあります。

 

中でも、額などは汗腺の密度が高いので、滝のように大量の汗が吹き出ることがあります。拭いても拭いても出てくる汗に悩んでいる高校生もたくさんいます。

 

背中や脇の汗はある程度隠すことができますが、顔にかく大量の汗は人目にもつきやすいので、精神的な負担としてのしかかってしまいます。

 

汗が気になることで勉強や友達と会話に集中できなかったり、不安が大きなストレスとなって、それがさらに精神的な緊張を呼び、症状が悪化するというパターンもよく見かけられます。

 

女子高校生の顔汗には別の理由も

思春期を迎えると、成長に伴って女性はホルモンバランスが乱れ、結果として顔汗の症状を引き起こしている場合があります。具体的には、女性ホルモンのうちの「エストロゲン」というものが深く関係しています。

 

エストロゲンには様々な働きがありますが、そのうちのひとつに血管の動きをコントロールする働きがあります。エストロゲンの分泌が安定していなことで、血管の動きも不規則になります。不規則になった血管は、不規則に拡張し体温が上がり、汗がでることにつながります。

 

女性ホルモンの安定には、大豆イソフラボンが効くということは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。大豆イソフラボンはエストロゲンに似た働きをします。豆乳や豆腐、きな粉などを意識して摂取することをおすすめします。

 

大豆製品の他におすすめできる食材がリンゴです。リンゴに含まれるボロンという成分がエストロゲンの働きを活発にしてくれます。

 

リンゴはビタミンやミネラルがバランスよく含まれているほか、便秘解消につながるような食物繊維も含まれるので、美肌効果も期待でき、顔汗対策以外にも女性に嬉しいメリットがあります。

 

 

高校生の顔汗対策は何が良い?

高校生の顔汗の原因は、主にホルモンバランスや自律神経の乱れによるものが多いものです。成長とともにそれらが安定すると、症状が軽くなる場合がほとんどです。

 

深刻に悩みすぎると、それがストレスとなり、より症状が強くでてしまう可能性もあります。深く1人で悩まずにその時にできる対処法を知って乗り切ることをおすすめします。

 

ミョウバン水を塗る

ミョウバン水はドラッグストアなどでも購入できますが、自宅で手軽に作ることもできます。価格的にも負担が少ないという点でも、高校生の顔汗対策におすすめです。ミョウバン水は、顔だけでなく全身に使用できる上、すぐれた殺菌力や消臭力があるので、雑菌の繁殖を防ぎ、汗をかくことで不安になる臭いの対策にも効果があります。

 

こまめに拭き取る

その場で一番簡単に対処出来る方法としては、やはり清潔なタオルやハンカチでこまめに拭き取るということです。汗をこまめに拭きとることで雑菌やほこりなどが付着することも防げるので、ニキビ予防にもなります。拭いた後に、肌がさっぱりとするような制汗シートなどを利用することもおすすめです。お気に入りのタオルやハンカチを見つけることで、少しでも楽しくケアしていくと良いでしょう。

 

首筋を冷やす

顔から滝のような汗が出ている時に少しほてったようなのぼせを感じる時は、体温が上がっている証拠です。そのような時は体温を下げるために、濡らしたタオルやハンカチなどで顔を冷やすと良いでしょう。特に首筋には大きな血管が通っているので、首筋を冷やすことで素早く汗を抑えることができます。

 

 

心配や不安が多い場合は医療機関を利用してみても

自分の汗が尋常ではないと不安になる人も少なくありません。悩みが深刻な場合は、医療機関を利用することも検討してみましょう。

 

医療機関と言っても、皮膚科を受診したり、心療内科でカウンセリングを受けるなど様々な方法があります。

 

悩みに精神的なサポートが欲しい場合は心療内科へ、汗が出ることが原因でニキビなどの悩みも出ている場合には皮膚科を受診すると良いでしょう。漢方薬の処方や、皮膚をサッパリさせる化粧水のようなものを処方してもらえることもあります。

 

また、家族や親せきにバセドー病の人がいる場合には、遺伝的な要因で多汗症を引き起こすことがあります。甲状腺ホルモンの分泌が活発になり、全身の代謝が高まり過ぎるという病気です。

 

食欲旺盛でよく食べるのに体重が痩せてきたり、ほてりを強く感じ、汗が沢山出ます。そういった可能性がある場合も、医療機関を受診することをおすすめします。

 

 

リラックス出来る方法を見つけてみましょう

高校生の顔汗は自律神経の乱れが原因のひとつであることが多いものです。自律神経の乱れ改善するには、鈍っている副交感神経の働きを活発にすると良いでしょう。そのためには、生活リズムを整え、体内時計を正常化させる必要があります。

 

早寝早起きをこころがけ、睡眠の質にもこだわってみましょう。寝る前にパソコンやテレビ、携帯電話など光の強いものを見ると、交感神経が高ぶってしまい逆効果です。

 

寝る1時間ほど前にはそれらを避けるようにして、アロマの香りで癒されたり、好きな音楽を聞くなどをして、リラックスする時間をもつと効果的です。他にも、38〜40度くらいの少しぬるめのお風呂にゆったりと入ったり、マッサージやストレッチなどで全身の筋肉をほぐしてみましょう。

 

高校生は、勉強やクラブ、友達関係などで精神的にも日中緊張している状態が長く続いているものです。心を休める時間を持つことで、自律神経を整え、顔汗の改善を目指しましょう。

 

思春期の顔汗は、汗が出て困るという単純なものではなく、それによって注目されるのが不安であったり、友達関係や集団生活の中で感じるストレスなどが加わることで、より複雑な悩みへと進化します。

 

たかが汗ではなく、されど汗であるのが思春期の顔汗の悩みの特徴です。自律神経の乱れを整えることで、症状が和らぐことが多いので、出来ることから始めてみてはいかがでしょうか。