顔汗

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顔汗に効果的な薬は?

ダラダラと流れる顔汗というのは、けっして気持ちの良いものではありません。普通の汗よりもベタベタしていることもあり、その不快感は相当なものです。

 

顔汗をかくたびにタオル等で拭うのも悪くはありませんが、できれば薬を併用して効果的な顔汗対策をすることをおすすめします。顔汗のための薬を紹介しましょう。

その顔汗は問題のある顔汗?

顔汗と一口に言っても、正常な生理現象の範囲のものだったということも当然あります。しかし、下記のいずれかの兆候があるならば、問題のある顔汗の可能性が大きいと言えるでしょう。

 

・顔だけに汗をかく…スポーツなどをした後に、体はまったく汗をかいていないのに顔だけ汗をかくようなことはありませんか?

 

・少し動いただけで顔から汗が吹き出る…これといった運動もしていないのに、顔から汗が出るというのも危険信号です。

 

・まわりの人が誰も汗をかいていない…周囲に汗をかいている人が見当たらないということは、外的な要因ではなく自分の中の何らかの問題で顔汗をかいていると考えられます。

 

・顔汗ですぐにメイクが崩れる…一日に何度もメイクを直さなくてはいけないほどの顔汗というのもやはり何らかの異常が起きている証拠と言えるでしょう。

 

顔汗のかきかたもまた、人によって違いがあります。

 

首にも汗をかくひと、頭部から汗がしたたっている人などいろいろとありますが、いずれにせよ顔面に滝のような汗をかいているというのは、見た目のインパクトもあるものです。

 

デリケートな部分のため、間違った対処をしてしまうと肌荒れ等を引き起こさないとも限りません。

 

 

顔汗におすすめの塗り薬

顔汗への薬を用いたアプローチとしては、塗り薬を使うというのが一つの方法です。ボディ用の塗り薬、いわゆる制汗剤ならば使用したことがある人も多いのではないでしょうか。

 

実は、ボディ用だけではなく顔用の制汗剤もあり、愛用者も少なくありません。

 

顔汗用制汗剤にはクリームやスプレーのほか、ジェル、ステッィク、ロールオンなど様々な形状のものがあります。

 

自分が心地よく使用できるものを選択するのが一番ですが、ビギナーならばとりあえずクリームタイプを選択することをおすすめします。

 

クリームタイプのメリットは余計な力を加えなくても顔中にまんべんなく塗りやすいという点です。

 

顔面の皮膚は体の中でもっとも繊細な部位と言われています。ちょっとした摩擦が肌荒れの原因にもなるので、くれぐれも注意しなければいけません。

 

指で顔をこすることもないスプレーならば圧力こそ加わらないものの、どの範囲まで塗布したのか明確になりません。

 

ジェル、スティック、ロールオンなどもどこまで塗布したかがわかりやすいものの、擦りすぎになりやすいというデメリットがあります。

 

両者の欠点を補うのがクリームタイプというわけです。

 

 

制汗剤が顔汗を止める仕組み

制汗剤の作用は主に二つあります。

 

まず、制汗剤に含まれている収れん剤が肌を引き締めて、汗の出口となる汗腺をふせぎます。さらに、汗腺そのものにもフタをする薬剤が含有されているので、二重のロックで顔汗を防ぐ仕組みになっているのです。

 

制汗剤に抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、実際に使ってみるとひきしめ効果の高い化粧品と似たようなテクスチャーであることを実感できるでしょう。

 

その肌がキュッと引き締まるような感覚は、いずれも収れん剤によるものです。したがって、ひきしめ用の化粧水で問題が起きなかった人ならば、安心して使ってみてはいかがでしょうか。

 

 

制汗剤を使用する際の注意

顔の皮膚は手足と比較して、大変薄くなっています。トラブルが起きやすい部位でもあるので、必ず顔専用の制汗剤を使用するようにして下さい。

 

手足に使用して問題が起きなかったからといって、ボディ用を顔に塗るのは絶対にやめましょう。

 

また、顔専用の制汗剤でも、まずは手足で試してみて肌荒れ、かゆみ、かぶれなどができないかチェックするのもおすすめです。

 

いずれにせよ、顔汗の制汗剤は、制汗効果はもちろんのこと肌への優しさにもこだわりのある商品を選択するようにして下さい。

 

 

顔汗におすすめの飲み薬

制汗剤で満足できる結果が得られなかった人は、飲み薬タイプを利用してみるというのも一つの方法です。

 

身体の内部から顔汗を止めようと働くため、より強い効果を求めている人におすすめです。しかし、時には汗を完全に止めてしまうこともあるので、使用に際しては十分に注意しなければいけません。

 

日本国内で顔汗の飲み薬として認可が下りているのは、多汗症の薬であるプロバンサインです。汗の量をコントロールするのに、副交感神経のアセチルコリンが深くかかわっているという説があります。

 

アセチルコリン受容体とアセチルコリンが結びつくことで大量の汗が出るようになるのですが、この結合を阻害する働きをするのがプロバンサインなのです。

 

その結果、汗腺の開閉にかかわらず、体中から汗が出るのを止めてしまいます。

 

「絶対に顔汗をかくわけにはいかない」という場面では心強い味方と言えるかもしれませんが、常用することはおすすめできない非常に強い薬でもあるのです。

 

 

塗り薬?飲み薬?どっちがいいの

以上のように顔汗のための薬には塗り薬と飲み薬があります。どちらを使うべきか迷う人もいるかもしれませんが、もし顔汗の薬を初めてならば、まずは塗り薬を使ってみることをおすすめします。

 

塗り薬ならばドラッグストアでリーズナブルな値段で入手することもできるでしょう。

 

顔汗の量がジワジワと吹き出す程度の人も、まずは塗り薬から試してみて下さい。

 

ただし、玉のような汗が大量に流れる、いわゆる滝のような汗をかくというような人は、塗り薬では十分な効果を期待するのは難しいかもしれません。

 

最初から飲み薬を服用した方が、スピーディーな解決に結びつくのではないでしょうか。

 

また「絶対に顔汗を止めたい」という何らかの事情があるならば、飲み薬を選択するのが賢明です。

 

「とりあえず試してみたい」という程度ならば、まずは塗り薬からというのが妥当でしょう。

 

どちらか一方だけにするのではなく、普段は塗り薬を使いながら、ここぞという時に飲み薬を服用するというような、ハイブリッドな使い方でももちろんOKです。

 

制汗剤の薬には様々なタイプがあるので、それぞれの状況や要望によって賢く使い分けるようにしたいところです。

 

また、顔汗は精神的なストレスが引き金になっていることも多々あります。強い飲み薬を使用すればピタッと止まることもあるかもしれませんが、それでは根本的な問題にフタをしたままとも言えなくもありません。

 

失敗できないプレゼンテーションなど、顔汗を絶対にかきたくないシーンを飲み薬でしのいだとしても、一段落したら顔汗の根本原因をよく考えてみることも必要です。

 

塗り薬だけでは解決せず、どうしても飲み薬に頼らなければならないいけない顔汗というのは、多汗症以外の何か大きな病気が誘因になっていることも結構あるものです。

 

「たかが顔汗」と、あなどっていては、後々大変なことにならないとも限りません。できるだけ早めにクリニックを受診することをおすすめします。

 

健康のバロメーターでもある顔汗のシグナルを見逃さず、早めの対処を心がけるようにしてみてはいかがでしょうか。