顔汗

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顔汗がきっかけで・・・

顔汗に悩む人は、顔汗がたくさん出るという悩みだけではありません。顔汗がきっかけで出来るニキビや肌荒れに悩む人も沢山います。顔汗からニキビができたり肌荒れになるまでのメカニズムを知って、対策方法を考えてみましょう。

顔汗はニキビを作ってしまうもの?

汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺と呼ばれる2種類がありますが、顔から出る汗は、2つのうちのエクリン腺だけが関係しています。

 

エクリン腺はほぼ全身にありますが、普段あまり運動をしていない人は、活発に働いているエクリン腺とそうでないエクリン腺があります。

 

普段運動をしていない人の場合、足などのエクリン腺はあまり活発に働いていないことが多く、活発に働いているエクリン腺は顔から頭にかけての密度が高いと言われています。そのことが顔にばかり汗をかくという症状につながっています。

 

顔にかく汗がべたべたしているので、それがニキビのもとなんじゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、エクリン腺から出る汗は、水と塩分・ミネラル分がほとんどです。

 

そのため、エクリン腺から出ている汗自体には、ニキビを作る要素はありません。顔汗のベタつきは、水と一緒に出る塩分・ミネラル分が原因だと言えるでしょう。

 

本来であれば、汗は体の老廃物を体の外へ排出してくれる機能があるので、ニキビのもとになるというよりも、むしろ老廃物を外へ出して肌トラブルになるのを防いでくれるものなのです。

 

汗がべたべたすると感じる原因としては、汗ではなく皮脂腺が関係している場合も多くあります。皮脂腺も汗腺と同じくほぼ全身の皮膚にあり、毛穴の1本1本に付随するような形で存在します。

 

本来は、肌を柔らかくしっとりした状態に保つように働いています。皮脂腺からは油脂成分が分泌され、エクリン腺から出る汗と合わさることで、汗のベタ付きや臭いのもとになってしまっているのです。

 

 

ニキビや肌荒れの原因って何?

本来、水と塩分・ミネラル分だけであるはずの汗ですが、何をきっかけとしてニキビにつながってしまうのでしょうか。

 

まずは、前述した通り皮脂腺からでる油脂成分と合わさることがきっかけのうちのひとつです。油脂成分と合わさって、皮脂腺や汗腺を塞いでしまうことで、正常に老廃物が体の外に出ることができず、汗腺が詰まって炎症を起こしてしまいます。これがニキビになります。

 

皮脂腺から過剰に出る皮脂もまた、毛穴の詰まりの原因になり、それが発展してニキビになってしまいます。

 

思春期や睡眠不足などでホルモンバランスが乱れると皮脂が過剰に分泌されるほか、動物性脂肪や糖質の多い食生活なども皮脂分泌を過剰にします。

 

ビタミンB2やB6は皮脂の分泌をコントロールするだけでなく、美肌作りには欠かせない成分なので積極的に摂るようにしましょう。

 

他にも、汗が出たまま放置していることもよくありません。肌に雑菌や空気中のホコリが付着して汗腺に雑菌やホコリが入り込み、汗腺を塞いで炎症を起こします。

 

ひどい場合は化膿してしまい、ニキビ跡として残ってしまうこともあります。

 

ニキビを防ぐためには、こまめに汗を拭き取り雑菌を繁殖させないことやホコリを肌に残さないことが大切ですが、拭き取る際に、ゴシゴシとこすってしまうと、必要な皮脂までこすり取ってしまうことで、肌荒れにつながることもあります。

 

 

ニキビや肌荒れを起こさないようにするために気を付けること

前述したように、まずはこまめに汗を拭き取ることが大切です。その際には、軽くトントンと押さえるようにふき取り、ゴシゴシとこすらないようにしましょう。もちろん、清潔なタオルやハンカチなどを使用しましょう。

 

顔にたくさん汗をかく人の中には、ベタつきが気持ち悪いからと言って、過剰に洗顔してしまう人も少なくありません。

 

洗顔は肌の清浄のために必要ですが、必要以上に行うと、肌を柔らかくしっとりと仕上げるために必要な皮脂まで落としてしまいます。

 

必要な皮脂まで落としてしまうと、皮脂腺がもっと皮脂を分泌しなければならないと勘違いをして過剰な皮脂を分泌し、これがニキビの素になるという悪循環になります。

 

ニキビや肌荒れで悩んでいる人は、洗顔料を洗顔ネットなどでたっぷりと泡立て、泡で包み込むような感じでふわふわと肌を洗ってみてください。

 

そのあとは、ぬるま湯でしっかりと洗い流し、清潔なタオルでトントンと押さえるように不要な水分だけを拭き取ります。保湿も忘れずに行いましょう。正しい洗顔方法を続けると、2週間ほどで肌がもっちりとしてくることが分かるでしょう。

 

顔汗をたくさんかく女性は、メイクの崩れで悩む人も多いものですが、メイクが崩れるのが嫌でついついメイクを厚塗りしてしまいがちです。また、顔汗をかいたあと、上からまたメイクをしてしまう人も少なくありません。

 

メイク汚れが汗腺に溜まると汗腺が炎症を起こしてしまいニキビになるほか、汗をかいて雑菌やホコリが付着した上からまたメイクをすることで、汗腺の奥へ雑菌やホコリを閉じ込めてしまうことになりますます悪循環です。

 

メイクの崩れが気になる人は、顔用の制汗剤などを利用するのも1つの方法です。

 

 

顔汗が沁みるような刺激を感じる肌荒れは何が原因?

顔汗をかくと、ヒリヒリするような痛みやかゆみを感じる肌荒れを起こしている人はいませんか?顔汗で痛みやかゆみを感じる人は、肌の乾燥が原因である場合がほとんどです。

 

肌は本来、弱酸性に保たれているものですが、エクリン腺から出る汗は酸性なので、乾燥で荒れた肌はバリア機能を失い、汗が触れると痛みやかゆみを感じたり、赤くなってしまうのです。

 

顔から汗が沢山出る人は洗顔をしたあと、肌がベタつくのが嫌で保湿をしない人が少なくありません。洗顔後、保湿をしないでそのままでいると、肌の表面にある水分まで奪われてしまい、ますます肌が乾燥してしまいます。

 

乾燥肌の人は、きちんと保湿することを忘れずに行いましょう。

 

肌の乾燥は、日常生活の様々なシーンで影響を受けています。例えば、睡眠不足も原因のうちのひとつです。就寝後3時間の睡眠時間に質の良い睡眠を取ることで、肌の再生能力がぐんと高まることはご存知でしょうか。

 

寝る1時間くらい前にゆったりとお風呂に入り、体を温めリラックスすることで副交感神経が働き、質の良い睡眠をとることができるので試してみてはいかがでしょうか。

 

食生活では、アボカドやアーモンドなどがおすすめです。アボカドにはオレイン酸のほか、セラミドの生成に関わるリノール酸やリノレン酸も含まれています。

 

代謝を良くしたり、肌の乾燥を防ぐビタミン類も豊富に含まれるので、美肌作りにはおすすめです。アーモンドもオレイン酸が豊富で、抗酸化作用の高いビタミンEも豊富なのでおすすめです。

 

栄養価が高いので食べすぎには注意が必要ですが、おやつに取り入れるなどしてみてはいかがでしょうか。美味しくて美肌にも良い一石二鳥の食材です。

 

顔にたくさん汗をかくからニキビや肌荒れを起こしやすいと思いがちですが、顔から出る汗自体にニキビや肌あれのもとになるような成分はありません。

 

顔汗をふかずに放置して肌を不衛生にしおくことや、肌への過剰な刺激や洗顔によって皮脂のバランスが崩れることがニキビや肌荒れの原因です。

 

日頃から、正しい知識で顔汗と向き合う努力をして、ニキビや肌荒れのない美肌を保つようにしたいものです。