顔汗

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いざという時に!

顔汗は「出て欲しくない!」というタイミングほどドバドバと出るものです。これは、なんとかならないのでしょうか?

 

もちろん、多汗症の治療をしてくれるクリニックに相談することも大事なことですが、いざという時に顔汗を抑えるツボを知っておくのも悪くはないものです。顔汗に効果があるとされるツボを紹介します。

顔汗にツボ押しをおすすめする理由

顔汗は様々な方法で解消することができます。手術、ボトックス注射、制汗剤によって緩和することもできますが、いずれも副作用がないわけではない点が心配なところです。

 

とくに手術やボトックス注射では顔汗を止めることができても、脇の下、手のひら、足などの汗がひどくなるという現象が起きやすいと言われています。

 

目立つ顔にダラダラ汗をかくよりはいいという人もいるかもしれませんが、不快症状であることに変わりはありません。また、制汗剤は顔に使用するとなると肌荒れの心配もあります。

 

特に敏感肌の人は問題が起きやすいので、必ず手足などで試してから使用するようにして下さい。

 

手術、ボトックス注射、制汗剤などによる副作用を回避したいならば、顔汗対策はツボ押しがおすすめです。ツボで汗が止まるというと意外に思う人もいるかもしれませんが、人間の身体の構造からしても実はごく自然なことでもあります。

 

なぜツボを押すと顔汗が止まるのか?

実は人間の体には発汗量を一定に保とうとする機能が備わっています。ある部位が汗をかかなくなると、その他の部位でたくさんの汗をかくようにできているのです。

 

たとえば、運動不足などで足の汗腺が衰えてしまうと、汗腺が集中している顔で本来ならば足でかいていた汗を出そうとします。

 

そのような反射機能を抑制するには、皮膚圧反射の原理を使用します。皮膚圧反射の原理とは、左右の胸や手にあるツボを抑えると、胸から上の発汗を一時的に抑えることができるというものです。

 

皮膚圧反射の原理は特に副作用もなく、顔汗を止めたことで他の部位から汗が吹き出るといったこともないのが最大のメリットでもあります。

 

 

顔汗をストップさせるツボ

顔汗を抑制する効果が期待できるツボは体中にあります。手、胸などに数か所ある顔汗のツボを紹介しましょう。

 

・後谿(こけい)
手を握って小指の横にできる感情線が途切れる場所にあるツボです。左右、両側にあります。

 

・陰げき
手のひらを上に向けて、小指側の手首の付け根から肘方向へ1.5cm行ったところにあるツボです。これも左右にあります。

 

・屋翳(おくえい)
左右の乳首から3cm〜5cmほど上にあるツボです。舞妓さんがここを紐で強く締めて、顔汗をとめるのに使うことでも知られています。

 

・大包(だいほう)
左右の脇の下の真下あたりにあります。屋翳(おくえい)とともに手を交差するようにして押すのがおすすめです。

 

 

ツボはどう押すのが効果的なのか

ツボ押し専用のマッサージ棒などもありますが、顔汗対策とマッサージは違います。専用の棒でグリグリと押す必要は必ずしもないのです。

 

ツボマッサージでは軽い痛みを感じるまで押すこともありますが、顔汗を抑えることが目的ならばそこまでしてはいけません。指の腹でソフトにツボを刺激するだけで十分なのです。

 

ただ、手にあるツボは小さいため、指では押しにくいこともあります。ペンなどの細い棒をかわりに利用してみるのも良いかもしれません。

 

どのような力加減で押すべきなのかは、非常に難しく、こればかりは経験を重ねるしかありません。効果を実感できれば、それが最適なタッチと言うことができるでしょう。

 

ただし、何回か続けているうちに、より強い力で押さなければ効かなくなってしまうこともあります。そうとは言っても痛みを感じるほどでは明らかにやり過ぎなので、ほどよい力加減をデリケートに追求していくようにして下さい。

 

 

>ツボ押しによる制汗の持続性について

ツボ押しが上手くなってくると、ここぞという場面でピタッと汗を止めることができたといった経験をすることもあるでしょう。しかし、人によってはツボ押しの効果が長く続かない場合もあります。

 

そうなると、何度もツボを抑えなくてはいけなくなり、それはそれで大変です。そんな時は、汗止めバンドなどを利用してみるのも一つの方法です。ツボのあるあたりに装着するバンドで、これならば継続的にツボを押しているのと同じ効果を得ることができるでしょう。

 

 

ツボ押しと合わせて気を付けたいこと

以上のようなツボ押しは、首の後ろを冷えたタオルで抑えながらするとより効果的です。首の後ろには頸動脈という太い血管が通っていますが、ここを圧迫することで汗をひかせる効果が期待できるのです。その他、ツボ押しと合わせて試みたいいろいろについて紹介します。

 

カリウムの摂取

そもそも発汗というのは体の中にこもっている熱を放出しようという営みです。体内の熱を逃がす効果があると言われている食物を積極的に摂取してみるというのも良いでしょう。熱を放出する食物と言えばカリウムです。トマト、きゅうり、なす、ゴーヤなどカリウムが豊富な夏野菜をたくさん食べましょう。ただし、冷え性の人は必要以上に体を冷やすことのないように注意して下さい。

 

豆類をたくさん食べる

女性ホルモンのバランスが崩れ、交感神経が刺激されることで多汗症が引き起こされることもあります。更年期の女性が滝のような顔汗をかくことがあるのもこのためです。豆類は女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンという成分を豊富に含んでいます。納豆、豆腐などを毎日の食事に取り入れるようにすることも、顔汗対策としては効果が期待できます。

 

睡眠を十分にとる

寝不足も自律神経を失調する大きな原因です。徹夜明けで妙にハイテンションになった経験はありませんか?そのように、寝ないでいると交感神経が興奮してしまい、顔汗もかきやすくなってしまいます。美肌をキープするためにも、できるだけしっかりと睡眠をとるようにしましょう。

 

エクササイズを欠かさない

下半身は動かさないでいると、どんどん汗腺が休眠してしまいます。そのしわ寄せが顔の汗腺に来た時、顔汗を大量にかくようになってしまうのです。毎日必ず足を使うエクササイズをすることによって、汗腺が休んでしまわないようにしましょう。スポーツクラブ等に通うのももちろん悪くはありませんが、ウォーキングだけでもある程度の効果は期待できます。通勤等をやや早足にしてみる、いつもの駅の一つ前で降りてできるだけ長く歩くようにするなど、毎日の生活の中で無理なく続けることができることから始めてみましょう。

 

顔汗対策にはいろいろな方法がありますが、もし副作用を心配しているならばツボ押しをおすすめします。ツボ押しならば顔汗はひっこんだものの、他の部位から大量の汗をかくようになってしまうというような心配もありません。

 

顔汗対策のためのツボ押しならばマッサージ棒等も必要ありませんし、指でいつでも気軽に押すこともできます。ツボ押しは顔汗をすぐに止めることはもちろんのこと、顔汗をかかない体質に導くことも可能です。

 

ただし、体質改善には長い時間がかかるものです。「ツボで顔汗が止まった!」というのはうれしいものですが、それ以上に「ツボで顔汗をかかない体質になった!」というのが理想です。

 

できることから毎日コツコツと続けてみてはいかがでしょうか?